製品

自動車ルート探索プログラム
「ルート探索モジュール」 

マップルナビ等の当社の各種製品に使われている高精度自動車ルート探索プログラム

当社で企画開発している、カーナビゲーションソフトウェア『マップルナビ』より、一部のプログラムとデータを利用し、ルート探索モジュールとして提供します。
組込み利用に最適。サーバ利用も可能な動作環境で、お客様のシステムへルート探索機能を容易に実装できます。

お試しでルート探索できるラボサイトはこちら

POINT①

実績のあるルートエンジン

『マップルナビ』はカーナビの使用に合わせ、自動車メーカーの純正カーナビをはじめ、PNDにも幅広く採用されています。また、ルートモジュールは当社各製品にも採用されています。

POINT②

多様な探索機能

一般的な自動車向けルート探索機能をはじめ、巡回ルート探索、点列ルート探索、回避エリア探索など、多様な探索機能を用意しています。

POINT③

規制情報考慮ルート探索

探索条件へ車両情報として、車幅、車高、重量、危険物有無等を設定することで、
これらの規制を考慮し、通行不能な規制を迂回し適切なルートを取得します。
大型車両、大型特殊車両をはじめとしたサイズの大きな車両を運用される際にも有効です。

全都道府県の基本道以上、細街路において以下の規制を格納
・大型貨物自動車等通行止め・危険物積載車両通行止め
・重量制限・高さ制限・最大幅制限

ルート探索

出発地、経由地、目的地の緯度経度を指定し、ルートを生成します。

巡回ルート探索

出発地、複数の経由地を指定した場合に、効率よく回るルートを生成します。

※画像は操作イメージです

点列ルート探索

地図上に引いた線に沿ったルートを生成します。
(引かれた線より緯度経度点列を指定し、オリジナルのルートを生成します。)

※画像は操作イメージです

回避エリア探索

侵入したくないエリアを緯度経度で指定し、APIを呼び出すことで、回避エリアを迂回するルートを生成します。

※画像は操作イメージです

規制情報を考慮したルート探索例

設定条件を入力することで、通行不能な規制が存在する道路を迂回し、適切なルートを生成します。(車両条件を考慮したルート探索例)

※画像は操作イメージです

道路種別毎に探索時の設定速度を変更可能

出発地から目的地までの所要予測時間を計算する速度値を道路種別毎に任意に変更し、交通状況に合わせた結果を求めることができます。

指定した座標から、ルート探索の出発地や目的地の情報を取得できます

指定した座標から、最も近くの道路リンク上の座標や道路種別、リンクまでの距離などの情報を取得することができます。 この機能により、出発地や目的地の座標が意図した場所(道路)に紐づくか事前に確認することができるようになりました。

機能概要①

指定可能なルート探索の条件

指定 説明
緯度経度 出発地・目的地・経由地 緯度経度 
日付・時刻 出発・到着時刻
車種 自動二輪、軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車
探索条件 おすすめ、距離優先、一般道優先、一般道優先(規制無視)、高速優先
割引指定 ETC、身障者割引の指定
許可指定 Uターン許可/不許可、スタート地点へ 戻る/戻らない(※巡回ルート探索のみ)
回避エリア指定 案内したくない経路を含むエリアを指定
規制無視指定 曜日・日付・時間規制(※通常ルートのみ)、交差点通行規制、一方通行規制、車種規制(※通常ルート、点列ルート)
大型車規制条件 車幅、車高、重量、危険物搭載
左付けルートの指定 目的地に対して左付けでルート探索を実行(※通常ルート探索のみ)
到着予想時刻の計算で利用する平均時速(km/h) 道路の種別単位での平均時速(km/h)
下限値は1km/h、上限値は200km/hの範囲になります。

機能概要②

ルート探索結果から取得できる情報

名称 説明 取得例
緯度経度 ルートや施設を構成する緯度経度の点列 131565793,514960843 (1/1024ミリ秒単位)
施設名 通過箇所の施設名 ○○料金所
道路種別 通過区間の道路種別 主要地方道
道路名 通過区間の道路名称 首都高速○号線、国道○号
高規格道路 通過区間が高規格であるか true / false
有料道路 通過区間が有料道路であるか true / false
区間距離 通過区間の所要距離 1800m(1.8km)
区間時間 通過区間の所要時間 300秒(5分)
施設料金 通過料金所で支払う料金 480円
全区間距離 出発地から目的地までの所要距離 83600m(83.6km)
全区間時間 出発地から目的地までの所要予想時間 4080秒(1時間8分)
料金 出発地から目的地まで払うべき料金 3360円
料金 通過時刻・ETC・身障者割引される料金 2520円

利用イメージ

ルート探索モジュールは組込アプリでの利用とオンプレサーバでのご利用が可能です。
また、WebAPIでのご利用をお考えの方は、MappleAPIのルート探索APIをご利用いただけます。詳しくは法人向け地図API【MappleAPI】紹介ページをご覧ください。

購入・導入の流れ

業務システムへルート探索機能追加をご要望の際は、まずお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

無料の試用版もご提供可能です

本開発キットはシステム開発者様向けの製品です。まずはぜひ無料の試用版をお試しいただき、ご希望アプリケーションの開発可否をご確認ください。開発可能とご判断いただいた上で、製品版の購入・ご契約をご検討ください。
試用版は下記よりお申し込みください。



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使用されています。

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