お知らせ

住所正規化でインボイス制度対応をサポートする「アドレスクレンジングツール」を8月28日から提供開始

~機密性の高い住所照合業務に対応、約4,500万件の住所辞書と照合し表記ゆれを解消~

株式会社昭文社ホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)の子会社である株式会社マップル(本社同上、代表取締役社長 大日方祐樹 以下「マップル」)は、住所表記ゆれを解消し、住所文字列を階層別に分割整理する専用ツール「アドレスクレンジングツール」を2023年8月28日より提供します。

アドレスクレンジングツール製品ページ:https://mapple.com/products/system-addcleansing/

【製品誕生の背景】
インボイス制度が2023年10月1日から始まる影響で、国税庁が公表している適格請求書(インボイス)発行事業者リストと取引先リストをスムーズに照合したいという問い合わせが増加しています。
これまでマップルで提供している「アドレスマッチングツール(※1)」は、住所正規化に加え、ジオコーディング、リバースジオコーディング(※2)機能も含まれており、住所正規化のみを必要とする事業者様にとってはオーバースペックとなっていました。
そこで今回、住所正規化に機能を特化した「アドレスクレンジングツール」を製品化しました。「アドレスクレンジングツール」はオフラインで動作するため、個人情報など機密性の高いデータに対しても安全に住所を正規化することが可能です。インボイス発行事業者リストと取引先リストとの突合業務のみならず、自治体業務における住所情報の紐付けやチェック用ツールや、企業の顧客リストの住所情報の定期クリーニングにもご活用いただけます。
また、インストール型のアプリケーションとなっており処理件数による課金体系ではありませんので、頻繁にお使いいただく方や大量に情報を処理する場合でも、料金を気にせずご利用いただけます。
※1 お手持ちの住所情報に緯度経度を付与するツール
※2 座標から住所文字列を取得すること

【想定ユーザー】
住所表記の正規化・名寄せを必要とする業種
・DM事業者 → 二重発送や不通の解消
・自治体、医療、金融機関 → 重要文書を発送し、かつ情報を外部に出せない
・物流、運送業 → 配送効率化のため、無効な住所や誤った住所の排除

【住所正規化で解決できる事例】
• 住所情報登録に明確なルールがなく、顧客データベースの登録住所に表記ゆれがあり名寄せができない。
• 同じ住所にも関わらず表記ゆれがあるため、重複してDMを発送してしまった。
• 住所リストを保有しているが整理しきれず活用できないままになっている、部門ごとに表記ルールバラバラなのでマスタ化ができない。
• 国税庁が公表している適格請求書(インボイス)発行事業者リストと取引先リストを突合したいが紐づけキーになる住所表記にゆれがある。

【製品概要】
「アドレスクレンジングツール」は、お手持ちの住所情報を正規化するインストール型のアプリケーションです。住所表記ゆれを統一し、都道府県、市区町村、大字町…といった住所階層別に分割整理することが可能です。約4,500万件を収録した住所辞書と照合することで特殊な住所にも対応します。正規化を実施することにより、重複による二重発送、欠落や誤住所による不達を防止する効果が期待でき、データベースクリーニングや名寄せによる管理業務の効率化をご支援いたします。

■独自機能・住所編集ツール
住所辞書とのマッチング率の低い住所について、ツール上で住所辞書をベースにしたプルダウンの中から選択していく形で適合する住所を探すことができます。

<住所正規化イメージ>

■動作環境
動作確認済OS:Windows10以上
CPU:1GHz以上のプロセッサ推奨
メモリ:1GB以上推奨
ストレージ:3GB以上
■提供方法
ダウンロード
■収録データ
住所辞書データ 約4,500万件を収録(年4回更新)。

【会社概要】
社名  :株式会社マップル
所在地 :東京都千代田区麹町3丁目1番地
代表者 :代表取締役社長 大日方 祐樹
URL  :https://mapple.com/
事業内容:地図・ガイド情報等を基にしたデジタルデータベースの企画・制作・販売・使用許諾およびそれらを活用したサービスの提供

商品に関することなど一般のお客様からのお問い合わせは下記よりご連絡下さい。

 


【参考情報】
■関連製品
アドレスマッチングツール https://mapple.com/products/system-addmatch/
お手持ちの住所情報に緯度経度を付与するツールです。
地図描画に必要な緯度経度を、マップルが保有する4,500万件の住所情報を基に取得することが可能です。アプリケーションタイプ、組み込みライブラリタイプをご用意しております。
■関連コラム
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