~WindowsOS 64bit版のラインアップ追加と業務の安心安全をサポートする新APIを追加~
株式会社昭文社ホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)の子会社である株式会社マップル(本社同上、代表取締役社長 大日方祐樹 以下「マップル」)は、運行管理システムなどの業務アプリにカーナビゲーション機能を付加できるソフトウェア開発キット「業務用カーナビSDK」において、2023年版最新地図データと新APIを実装した「Ver.8.0」を、2023年7月1日より提供開始します。マップルは、カーナビの業務利用において様々な付加機能を必要とする事業者様や実際に車両を運転されるドライバーの安心・安全で確実な運行を支援いたします。
※「業務用カーナビ」は業務アプリ開発者様が利用するカーナビSDK(ソフトウェア開発キット)パッケージです。
専用カーナビ開発キット「業務用カーナビSDK」https://mapple.com/products/system-biznavi/
【WindowsOS 64bit版が登場】
「業務用カーナビSDK Ver.8.0」では、WindowsOS 64bit版の提供を開始いたします。
WindowsOS 64bit版では従来の32bit版よりも更に軽快な動作を実現するとともに、利用可能なリソースが拡張されます。機能によっては最大40%ほど処理時間が短縮され、パフォーマンスが大きく向上します。32bit版も引き続きご利用いただけますので、お客様のご利用環境に合わせてお選びください。
Android、Android StudioはGoogle LLCの商標または登録商標です。
Windows、Visual Studioは米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
【安心安全をサポートするAPIの追加】
地図上に追加した図形情報<ポリゴン>に対して内外判定できるAPIを追加しました。
これまでもスクールゾーンや冠水危険区域、催事エリアなど、お客様の持つ図形情報を地図上に表示し目視することは可能でしたが、車両が進入した際に音声やメッセージで注意を促したり状況を表示したりする“イベントの発生”を実装するには、業務アプリ側で計算して包含するか確認する必要がありました。今回リリースする『業務用カーナビSDK Ver.8.0』ではAPIでポリゴン内外判定を行うことで、“イベントの発生”を容易に実装できます。
<ポリゴン進入によるイベント発生の例>
登録したポリゴンへの進入を検知し、注意を促すメッセージを発話します。
その他にも安心安全な運行にご活用いただけるAPIを追加いたしました。
【業務用カーナビSDKの概要】
業務用カーナビSDKは業務アプリの開発者様が利用するカーナビSDKパッケージです。
・既存のシステムに簡単にカーナビを導入したい
・カーナビ機能付の独自業務用アプリを開発したい
上記を検討しているSIベンダー様/ソフトウェア開発事業者様や、所有する業務車両への独自カーナビをお考えの事業者様の開発業務に役立ちます。
タブレットで動作する業務アプリにカーナビ機能の追加が簡単にでき、バスやタクシー、ごみ収集など、はたらく車の業務課題を解決するさまざまなルート探索機能をご用意しています。
<ルート探索機能例>
・巡回セールスマン問題を解決する巡回ルート探索(商品配達、設備点検など)
・緯度経度の点列から経路を再現する点列ルート探索(ごみ収集、バス運行など)
・進入したくないエリアを指定できる回避エリアルート探索(資材搬入、警備業務など)
ルート探索以外にもさまざまなシーンでご利用いただける便利な機能をご提供します。
業務用カーナビSDKの詳細は https://mapple.com/products/system-biznavi/ をご覧ください。
【会社概要】
社名 :株式会社マップル
所在地 :東京都千代田区麹町3丁目1番地
代表者 :代表取締役社長 大日方 祐樹
URL :https://mapple.com/
事業内容:地図・ガイド情報等を基にしたデジタルデータベースの企画・制作・販売・使用許諾およびそれらを活用したサービスの提供
商品に関することなど一般のお客様からのお問い合わせは下記よりご連絡下さい。