株式会社マップルは、住所文字列からピンポイントの緯度経度を取得するツール「アドレスマッチングツール」において、新たに「番地・号リバースジオコーディング」機能を追加しました。従来の機能では、大字や町丁目レベルまでの住所情報を取得できましたが、新機能により、さらに詳細な番地・号レベルの住所情報が取得可能となり、活用範囲が拡大します。
リバースジオコーディングとは:
リバースジオコーディングは、指定された緯度経度や地図上で指定された位置から該当する住所情報を取得する技術です。例えば、下記地図にある★の位置でリバースジオコーディングを実行した場合、従来の機能では「東京都中央区晴海1丁目」までの住所情報しか取得できませんでしたが、今回の機能追加により「東京都中央区晴海1丁目8-10」といった番地・号までの詳細な住所情報が取得可能です。
新機能の効果:
この機能により、事故や災害現場など当該地点の住所がわからない緊急サービスや、現地の緯度経度から取得した住所を元に土地登記簿を取り寄せるといった不動産分野での活用が期待されます。また、配送車両や外回り勤務者の移動ログから自動的に日報を作成するなど、様々な業務で効率化と利便性向上に貢献します。
製品について:
アドレスマッチングツールは、お手持ちの住所文字列に緯度経度を、緯度経度に住所情報を相互に付与するジオコーディングに加え、住所表記ゆれの正規化や郵便番号検索など多機能を備えたツールです。マップルが整備する約4,500万件の全国住所データを内蔵しており、オフライン環境でも大量のレコードを一括処理できます。複数形式の組み込み版もご用意しており、お客様の業務アプリケーションに機能を組み込むことも可能です。詳細は、こちら https://mapple.com/products/system-addmatch/ をご覧ください。