2025年10月14日配信
近年、企業や自治体が保有するデータを地図上に可視化し、情報をわかりやすく発信するデジタルマップの活用が必要不可欠となっており、特に、観光をはじめとして交通機関の利用促進やふるさと納税、シティプロモーション、移住・定住など、地域活性化における様々な領域において、地域の魅力を発信していくことが求められています。一方、従来の紙媒体でのプロモーションでは、情報の更新や配布での制限、数値的な効果測定が困難な面もあり、また、ネイティブアプリの構築には開発に膨大な時間と費用がかかってしまうという課題がありました。
このような背景から、誰でも簡単にかつ低コストでデジタルマップを作成・運用できるWebサービスへのニーズが高まっています。
「デジタル観光マップ」は、こうしたニーズに応える、観光に特化したオールインワン・地図プラットフォームです。各地域オリジナルのデジタルマップを簡単に作成でき、おすすめのグルメスポットや旬のイベント情報、モデルコースなど、さまざまな情報を利便性の高いUI(ユーザーインターフェース)にて表現することが可能です。また、すでに制作された観光マップやパンフレットの誌面情報をお持ちの場合は、その情報をデジタル化することで、紙媒体と併用しながら、旅の計画段階(旅マエ)から現地での周遊(旅ナカ)までシームレスな顧客体験を実現できるようになります。
「デジタル観光マップ」では、地域の魅力である観光情報の表示・検索・誘導はもちろん、管理画面上での掲載情報の登録・更新、さらには利用者情報の収集・可視化など、デジタルマップサービスの運用に必要なあらゆる機能を搭載しています。これらの機能を活用した新たな顧客接点を通じて、地域の魅力発信や周遊促進、インバウンド対応といったニーズに対して、紙媒体との併用、紙からデジタルへのDXを強力にサポート、より効果的な情報発信を行うことが可能になります。
自社整備の「俯瞰性に優れた地図」に加え、長年発行している観光ガイドブックで培われた「観光客にわかりやすい」地図編集ノウハウを反映。独自のデジタルマップと地域情報をフルに活かした視認性の高い地図UIになっています。目的地やその周辺情報をわかりやすく伝え、ストレスなく周遊を促します。

デジタルならではの多彩な地図表現で、各地域が持つ魅力の一つでもある「地勢」を3D地図でよりリアルに表現。島旅や城跡巡りなど旅の計画段階からワクワク感を演出し、現地での周遊体験に新たな視点をもたらします。
また、視認性の高いカラーユニバーサルデザインでの地図表現や、日本語のみならずインバウンドに対応した各言語での利用も可能です。
<平面地図>
<3D地図(回転・傾斜)>
各地域の情報は、日々刻刻と変化してきます。これまでの紙媒体では困難だった情報の管理・更新・反映を、専用の管理サイト上にて簡単に行うことが可能です。
また、アクセス解析ツールを活用し、利用者の属性や地図の利用状況を詳細に可視化します。これにより、観光客のニーズを正確に把握し、効果的なコンテンツの活用や、新たな観光ルートの企画立案に役立てることができます。

本日2025年10月14日(火)より開催のCEATECのマップル出展ブースでも、新たにリリースした「デジタル観光マップ」を実際にご覧いただけます。ぜひお越しください。
参考:株式会社マップルがデジタルイノベーションの総合展「CEATEC 2025」に出展 (2025年9月24日付)
「デジタル観光マップ」は、単なる情報の羅列ではなく、各地域が保有する様々な魅力を伝え、訪れる人々の体験を豊かにするプラットフォームへと更に進化を続けていきます。本サービスを通じて、自治体や観光事業者の情報発信を強力に支援し、地域ファンの拡大や地域経済の活性化に貢献します。さらに、データ分析機能を活用することで、観光資源の新たな価値を発見し、地域の課題解決や持続可能な観光モデルの構築にも貢献していきたいと考えています。
私たちは、地図を通じて人々と地域をつなぎ、日本の観光DXをさらに加速させていきます。
■ 会社概要
社名 :株式会社マップル
所在地 :東京都千代田区麹町3丁目1番地
代表者 :代表取締役社長 大日方 祐樹
URL :https://mapple.com/
事業内容:地図・ガイド情報等を基にしたデジタルデータベースの企画・制作・販売・使用許諾およびそれらを活用したサービスの提供