このたび、不動産分野においてPLATEAU※で整備された3D都市モデルを活用したビジネスアイディア・ソリューションの公募がありましたが、当社が2023年2月に公開しているMAPPLE法務局地図ビューアを活用した以下ビジネスアイデアが採択されましたことをお知らせいたします。
PLATEAU(プラトー)とは
都市デジタルツインの実現を目指し、国土交通省が様々なプレイヤーと連携して推進するProject PLATEAU(プラトー)は、2020年度にスタートし、様々な分野におけるソリューション開発やコミュニティ育成、技術開発等がおこなわれています。
◆ビジネスアイデアの名称◆
MAPPLE法務局地図ビューアと3D都市モデルの連携による不動産各種業務の効率化
◆ビジネスアイデアの概要◆
当社では、法務省がG空間情報センター を通じて公開している登記所備付地図を2D上でシームレスに閲覧できる「MAPPLE法務局地図ビューア」をリリースし、無料で誰でも見られるWebサイトとして公開しています。
PLATEAU VIEW 画面イメージ
MAPPLE法務局地図ビューア 画面イメージ
今回のビジネスアイデアは、3D都市モデルのデータを上記ビューアに追加搭載し、ビューア上で3D表示できる機能を開発するものです。不動産事業者を始めとするビューア利用者に新たな提案をし、業務での活用等に関するWebアンケートを実施することで利用者の声を収集いたします。
その結果をもとに、3D都市モデルをWebブラウザ上で重ね表示、また土地データと建物データを連携することの有用性について検証し、さらに不動産分野における3D都市モデルの活用可能性を考察する予定です。
ビューアでの試験公開期間は、2024年11~12月を想定しています。
なお、本公募は国土交通省都市局が一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)へ発注した業務の一環として実施されたものであり、今回のビジネスアイデア実現に向けては、同協議会によるレビュー等の支援を受けて実施してまいります。