株式会社昭文社ホールディングス (本社:東京都千代田区、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード 9475、以下、昭文社ホールディングス)の子会社である株式会社マップル (本社:同上、代表取締役社長 大日方祐樹、以下、マップル)は、移動需要の創出と観光地における周遊を促進するため、スタンプラリー「みんラリ」を運営するFantrec株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 津田 柊太朗、以下、Fantrec)と2024年6月28日付で共同取組の推進に関する覚書を締結したことをお知らせいたします。
■背景
マップルでは、これまでに多くの自治体・観光関連事業者向けの集客や周遊促進に関する施策を手掛けておりますが、近年のプロモーション活動においては単年度完結型ではなく持続性、成長性のある施策のニーズが高まっております。中でもスタンプラリーは以前より周遊型観光の起爆剤として需要が高い施策の一つですが、運営コストや企画立案の手間から期間限定イベントとしての実施が多くなっており、このようなことも周遊プロモーションにおける課題の一つと捉えております。
Fantrecが保有するデジタルスタンプラリー「みんラリ」はオープン型のプラットフォームとなっており、スタンプラリーを簡単に開設・利用できるのが最大の特長で、単発イベントになりがちなスタンプラリーの継続実施を可能にします。
また、ユーザーが自由にスタンプラリー企画を投稿出来る機能も有しておりますので、地域が一体となって「みんラリ」のプラットフォームを活用することで、域内周遊の新しい企画が自発的に拡大、成長していくことも期待できます。さらにFantrecとマップルが連携することで、両者のリソースを掛け合わせて自治体や観光関連事業者に向けた新しい価値あるソリューションを提供出来ると考え、このたびの共同取組を行う運びとなりました。
■取組の概要
Fantrecとマップルは、主に自治体や観光関連事業者向けにFantrecが運営するデジタルスタンプラリー「みんラリ」とマップルの地域創生関連サービスを組み合わせたソリューションを共同展開します。
具体的には、マップルの企画編集チーム「カスタム編集部」がターゲットユーザーに沿ったラリー企画を立案し開設、メディアを活用した集客プロモーションや参加特典のノベルティ手配までをワンストップで行います。
スタンプラリーに多くの参加者を募るためには、企画と一体になった効果的な集客プロモーションが不可欠ですが、これまでのスタンプラリーでは運営に多額のコストが必要だったため、企画造成や集客プロモーションに掛けられるコストには限りがありました。本取組では「みんラリ」プラットフォームの活用によってシステム利用料を最小限に抑えることで、より訴求力の高い企画造成や集客プロモーションを展開することが可能になります。また、スタンプラリーの公開期間も原則無期限となりますので、通年もしくは複数年にわたる開催が可能になり、持続的な施策立案に繋げていただくことができます。
さらに「みんラリ」のプラットフォームは英語表記にも対応しておりますので、継続的な円安の影響により需要が大きく高まっている訪日外国人向けの周遊施策にも活用可能となっております。
Fantrecとマップルは、本取組を通じて国内旅行や訪日旅行における域内での消費促進や滞在時間の増加への貢献とともに、近年大きな課題となっているオーバーツーリズム対策にも寄与してまいりたいと考えております。
参考情報:マップルの地域創生事業→ https://biz.mapple.com/kanko-dx/
参考情報: Fantrec株式会社→ https://fantrec.com/ 、デジタルスタンプラリー「みんラリ」→ https://37rally.com/
※今回の取組は、SDGsの17のゴールのうち、特に9番と17番に貢献するものと考えています。
【会社概要】
社名 :株式会社マップル
所在地 :東京都千代田区麹町3丁目1番地
代表者 :代表取締役社長 大日方 祐樹
URL :https://mapple.com/
事業内容:地図・ガイド情報等を基にしたデジタルデータベースの企画・制作・販売・使用許諾およびそれらを活用したサービスの提供
【製品・サービスに関するお問い合わせ】
本取組の内容、製品・サービスに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
株式会社マップル 問い合わせフォーム
https://biz.mapple.com/inquiry/