マップルの新領域や注力分野のサービスを体験いただける研究開発サイト「MAPPLE LABS(マップルラボ)」でご紹介中の「MAPPLEのルート探索」において、新たに歩行者ルート探索機能を実演できるようになりました。
MAPPLEのルート探索とは?
マップルの提供するルートエンジンを実際にお試しいただけるサイトです。ルートエンジンを導入することで、お客様のシステムにルート探索機能を容易に実装できます。
【WEB】MAPPLE LABS「ルート探索」
https://labs.mapple.com/mappleroute.html
これまでルート探索では、自動車向けのルート探索機能
● ルート検索:通常のルート探索
● 巡回ルート:複数の立寄地を効率的に経由するルートを探索
● 点列ルート:地図上に引いた点列に沿ったオリジナルのルートを探索
の3種類を公開し、その性能をご確認いただけましたが、この度スーパーマップル・デジタルなどで以前よりご利用いただいていた「歩行者ルート探索機能」についてもモジュール提供できるようにし、加えました。
新機能「歩行者ルート探索機能」とは?
地図上で指定した出発地から目的地まで、車では進入できない公園や河川敷の遊歩道、横断歩道、地下道などを考慮した歩行者用の最短ルートを探索できる機能です。
スーパーマップル・デジタルなどの他製品では以前よりご利用いただいていた機能ですが、新たにモジュール形式でご提供できるようにしました。このモジュールを使うとお客様のシステムで容易に歩行者ルート探索機能が実装できます。
桜木町駅から赤レンガ倉庫までの(車)ルート探索では、車道に沿ったルートを探索。車ルートでは1.6km。
同じ出発地(桜木町駅)から目的地(赤レンガ倉庫)まで、新機能である「歩行者ルート探索」を行うと、遊歩道や歩道橋をふまえたルートを探索できる。1.3km。
インターネット上には歩行者ルート探索ができるサービスが他にもありますが、当社の「歩行者ルート探索モジュール」は、モジュールとネットワークデータのセットでの提供なので、イントラネットでの利用やインターネットを利用しない組込環境での利用が可能になります。リクエスト回数に応じた従量課金ではないのでルート探索の回数を減らす工夫をしながら利用する必要もありません。
大都市や観光地、駅前などでは、車が通れず人しか歩けない道が、目的地までの最短ルートであることが多くあります。逆に、大通りの向こう側に向かいたい場合、車なら横断可能な道路でも、歩行者は近くの横断歩道や歩道橋まで迂回する必要があることもあります。「歩行者ルート探索モジュール」をお客様のシステムに組み込むことにより、徒歩による目的地までの最短ルートを求めることが可能になります。
ぜひ、この新機能をMAPPLE LABSで実際にお試しください。
※「歩行者ルート探索モジュール」の仕様につきましては、ページ下部をご覧ください。
MAPPLE LABS(マップルラボ)とは?
当社は、地図や観光情報などのデータベースをもとに、社会の課題解決に向けて+αの価値を追求し日々研究開発を行っております。
コーポレートサイト内に設置された「MAPPLE LABS」では、当社がご提供できるサービスの価値を体感していただけるよう様々なソリューションを展示しております。
【WEB】MAPPLE LABS(マップルラボ)
https://mapple.com/labs/
マップルは、「MAPPLE LABS」を通じて今後もデジタル地図の新たな可能性を追求してまいります。
※「歩行者ルート探索モジュール」の仕様について
・歩行者ルート探索モジュールは、出発地から目的地までの直線距離が20km以下が探索対象となります。
・歩行者ネットワークデータの整備エリアは、弊社Webサイト「PRODUCTS:歩行者ネットワークデータ」(https://mapple.com/products/data-pedestriannw/)をご参照ください。