地図の雑学|幌内線(北海道)~北海道鉄道発祥の地と、石炭輸送を支えた広大な筆~

2026年07月31日配信

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MAPPLE法務局地図ビューアで見つけた気になる筆
マップルラボで公開している MAPPLE 法務局地図ビューア。全国の登記所備付地図データをマップルのベクトルタイル上に地図展開し、筆(土地)情報や形状を確認することができます。今回、MAPPLE 法務局地図ビューア(地図)を使って全国で見つけた気になる筆とその土地にまつわる話を紹介します。

◆No.100 幌内線(北海道)
~北海道鉄道発祥の地と、石炭輸送を支えた広大な筆~
 

北海道三笠市にあるクロフォード公園の筆(土地)を見ると、東西、そして南へと細長く延びていく特徴的な筆(土地)が目に留まります。これこそが、かつて北海道で最初に産声を上げた鉄道「幌内線」の跡地です。 1882年(明治15年)、幌内炭鉱の石炭を小樽港へ運ぶために敷設されたこの路線は、現在のJR岩見沢駅から幌内駅、および幾春別駅を結んでいました。

三笠市街

幌内線の前身は、アメリカ人技師ジョセフ・ユリー・クロフォードの指導で建設された「官営幌内鉄道」です。この鉄道が運んだ石炭は日本の近代化の原動力となりました。しかし、時代の潮流がモータリゼーションへと移り変わる中、輸送方式の変化や炭鉱の閉山とともにその役目を終え、1987年(昭和62年)、100年以上の歴史に幕を閉じました。

クロフォード公園

かつて「幌内太(ほろないぶと)駅」と呼ばれた旧三笠駅の跡地(現在のクロフォード公園)を見ると、筆(土地)が大きく広がっているのがわかります。ここは幾春別方面と幌内方面への分岐点であったため、構内がいかに広大であったか、その名残を地図上に留めています。現在は公園として整備され、園内には当時の駅舎を再現した建物や貴重な車両が保存されています。

三笠鉄道村

旧三笠駅から南へ延びる筆(土地)を辿ると、終着の「幌内駅」があった場所へ至ります。ここは現在、北海道鉄道発祥の地を記念して開設された「三笠鉄道村」となっており、石炭積み込みのための広大な構内が、今も大きな一塊の筆(土地)として地図に残っています。 現在は、蒸気機関車が走る鉄道記念館として再生されており、廃線跡を利用した「三笠トロッコ鉄道」では、クロフォード公園から三笠鉄道村までの区間を実際に走行して、当時の空気感に触れることができます。

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出典:「登記所備付データ」(法務省)を加工して作成




 

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