株式会社昭文社ホールディングス (本社:東京都千代田区、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード 9475、以下、昭文社ホールディングス)の子会社である株式会社マップル (本社:同上、代表取締役社長 大日方祐樹、以下、マップル)は、2024年10月4日(金)、5日(土)に福島県耶麻郡磐梯町の”道の駅ばんだい”で実施された自動運転車両の公道走行実証実験(以下、本実証実験)において、マップルの「デジタル観光パスポート」が自動運転車両予約のタッチポイントとして活用されたことをお知らせいたします。
「デジタル観光パスポート」は、コミュニケーションツールとして身近なLINEを活用し、情報発信、観光情報やクーポンなどのサービス提供をLINE公式アカウントに集約、来訪者とのタッチポイントのデジタル化に止まらず、SNSでのつながりを活かしてデジタル上での再訪促進や関係深化を支援するサービスです。詳細は、デジタル観光パスポートの公式ページ(https://biz.mapple.com/kanko-dx/tourist-area/linessppt/)をご覧ください。
<参加の流れ>
【実証実験について】
本実証実験は、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」を活用し、自動運転車両による地域交通の利便性向上を目指し、公道での走行テストを実施しました。地域住民や観光客向けに、実際に自動運転車両を利用する機会が提供され、期間中多くの方々が体験されました。詳細は”道の駅ばんだい”Facebookページ(https://www.facebook.com/927415522511575/posts/1044643214122138)をご確認ください。
【デジタル観光パスポートの活用】
今回の実証実験においては、乗車予約サービスに加え、磐梯町の観光情報やふるさと納税、ECサイトなどをリッチメニューとして提供し、約140名の友だち登録を獲得しました。本実証事業で得たデータは、磐梯町のブランディングにも貢献し、今後の地域発展に向けた貴重な情報となります。
【今後の展望】
マップルでは、自治体やDMOと連携し、「デジタル観光パスポート」を通じた地域の観光DXを推進しております。今後も観光業界全体のデジタル化を支援し、地域の魅力を広く発信し続けてまいります。
また、自動運転技術を活用した観光DX交通事業は、人口減少や高齢化、厳しい気候条件における交通の課題を解決するための重要な取り組みです。住みやすく、訪れやすいまちづくりを目指し、地域モビリティ基盤の強化と観光業の振興を広くサポートしてまいりたいと考えております。
今回の取組は、SDGsの17のゴールのうち、特に17番に貢献するものと考えています。