コラム

業務における地図検索を効率化!コールセンターの顧客満足度向上に貢献するシステムとは?

私たちは日常的に、スマホやパソコンを使って地図検索をしています。目的地の住所を入力したり、食べたいものをキーワードに検索したりすることは、もはや当たり前の行動です。その際によく利用されている地図検索ツールは、日本国内でも高いシェアを誇っているGoogleマップでしょう。

しかし、ビジネスシーンではGoogleマップのような一般的な地図検索サービスだけでは十分な情報が得られないケースが少なくありません。今このコラムを読んでいただいていて、思い当たる節がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

例えば、特定の条件に当てはまる施設を検索する場合、一般的な知名度が低かったり非公開だったりといった理由からGoogleマップに掲載されていなかったり、掲載されていても名称が異なっている、地図を拡大しないと表示されない、といった問題が発生することがあります。特にコールセンターや問い合わせ窓口のように「問い合わせを受けて、保有する候補の中から条件の合う場所を案内する」業務を日常的に行っている部門では、これらの問題は深刻です。Googleマップのみに頼ったオペレーションでは、顧客の要望に迅速かつ正確に対応することが難しく、顧客満足度の低下や業務効率の悪化につながる可能性があります。

本コラムでは、企業が自社や提携先の店舗・施設などの情報を管理し、効率的に検索できるシステムについて解説します。このようなシステムは、コールセンターなど、多くの場所を扱う部門で顧客満足度向上や業務効率化に大きく貢献します。具体的な導入事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次
● 業務における地図検索で重要なこと
● 条件を設定して地図検索することに特化した「Mapple 店舗・施設検索システム」
● 活用例:提携工場の問い合わせに対する保険会社コールセンターオペレーション
● おわりに


業務における地図検索で重要なこと

業務に地図検索を行う際、「地図に掲載されていること」は大前提です。
しかし、それだけでは十分ではありません。

業務効率を上げるためには、「条件を設定して絞り込み検索できる」機能が不可欠です。
例えば、顧客からの問い合わせに対応する場合、「〇〇市内で、駐車場があり、バリアフリー対応の店舗を探している」といった、詳細な条件で検索することがあります。Googleマップなどの一般的な地図検索サービスでは、このような条件を細かく指定して検索することは難しく、目的の情報にたどり着くまでに時間がかかってしまうことがあります。

また、条件を絞り込んで検索結果に表示される場所の情報も重要です。
営業時間や休業日、電話番号、住所といった基本的な情報はもちろんのこと、バリアフリー対応の有無、駐車場の有無、キャッシュレス決済の利用可否など、顧客のニーズに合わせた詳細な情報が表示される必要があります。不正確な情報や不足している情報は、顧客に間違った案内をしてしまう可能性があり、顧客満足度の低下に繋がりかねません。

以上のことから「保有する候補の中から、条件を設定して地図検索する業務」を恒常的に行っている部門では、以下の3点が重要なポイントになります。
 ◆ 網羅性:必要な場所が確実に地図に掲載されていること
 ◆ 検索性:多様な条件を設定して絞り込み検索できること
 ◆ 情報精度:正確で詳細な情報が表示されること
これらのいずれかが欠けていると、非効率な業務オペレーションになり、顧客満足度にも影響を及ぼす可能性があります。特に、組織が大きくなるほど情報は分散し、必要な情報を探すのに「調べる方法を調べる」「別部門に問い合わせる」と、時間がかかってしまう事態に陥りがちです。
情報を一元管理し、システム化することで、業務効率は格段に向上します。

条件を設定して地図検索することに特化した「Mapple 店舗・施設検索システム」

これまで見てきたように、ビジネスシーンにおける地図検索では、網羅性・検索性・情報精度の3点が重要となります。しかし、一般的な地図検索サービスでは、これらの要件を満たすことが難しいケースも少なくありません。

Mapple 店舗・施設検索システムは、その名の通り店舗や施設の検索を出発点にしており、まさにこうした課題も解決できるWEBシステムです。自社や提携先の店舗・施設などの情報をデータベース化し、多様な条件を設定して地図検索を行うことができます。

ポイントとなる機能は、
業務に特化したサイト構築
「業務用地図検索システム」や「条件付き地図検索システム」、「地図情報管理システム」といった業務システムに対応し、最適化した専用の検索サイトを構築することができます。
自由度の高い検索機能と充実した情報表示
業務で使用する場所の情報を専用のデータ管理サイトに登録し、詳細を地図上に表示することができます。
アクセス制限機能
制限設定により、許可された内部のメンバーだけで閲覧、運用することができます。
簡単な操作性と低コスト
専門知識がなくても、本サービスだけで高品質な検索サイトが簡単に実現できます。高コストなサイト開発や面倒なサーバー管理は一切不要です。

Mapple 店舗・施設検索システムの導入によって、検索時間の短縮やコスト削減、案内の質向上や情報の一元管理につながります。

<div class="hs-cta-embed hs-cta-simple-placeholder hs-cta-embed-185702554952"
  style="max-width:100%; max-height:100%; width:536px;height:95px" data-hubspot-wrapper-cta-id="185702554952">
  <a href="https://cta-service-cms2.hubspot.com/web-interactives/public/v1/track/redirect?encryptedPayload=AVxigLK3XFLfYa2YKxKEkK9kzF3w21GLQuJ32BGwCkNV9ur5P7oTEWf55tkvuio1AkbFMBMP1X0yXRVz0XEkIJgIlkxrYmmc4dDX5HJ3c%2FRkUWd6M2yufHCnxINhnDyoN5wNyWWMsVzENPf9dNHH8lf%2FvOZirOUkT8NOvhOhi5iXskLgxp1PI%2FmW&webInteractiveContentId=185702554952&portalId=21982095" target="_blank" rel="noopener" crossorigin="anonymous">
    <img alt="&#65310;&#12300;Mapple &#24215;&#33303;&#12539;&#26045;&#35373;&#26908;&#32034;&#12471;&#12473;&#12486;&#12512;&#12301;&#12398;&#35443;&#32048;&#12399;&#12371;&#12385;&#12425; " loading="lazy" src="https://no-cache.hubspot.com/cta/default/21982095/interactive-185702554952.png" style="height: 100%; width: 100%; object-fit: fill"
      onerror="this.style.display='none'" />
  </a>
</div>

活用例:提携工場の問い合わせに対する保険会社コールセンターオペレーション

【Mapple 店舗・施設検索システム導入前】
△ 地図検索そのものに時間がかかり、さらに地図検索と工場リストが連携しておらず照合にも時間がかかっている。
△ オペレーターの経験により案内の質や効率に差が出てしまう。

【Mapple 店舗・施設検索システム導入後】
◎ 提携工場の情報を専用のデータ管理サイトに登録することで、オペレーターは工場検索サイトから提携工場を指定条件で検索し、地図と連携する形で情報を閲覧することができる。
◎ 対応しているサービスなどの条件検索や、住所やランドマークからも検索ができ、検索時間が大幅に短縮される。
◎ システム化によりオペレーターの経験に左右されることなく、均一なサービスを提供できるようになる。

加えて、検索時間の圧縮により、人件費を大幅に削減することができます。
導入効果を以下の例で試算してみましょう。工場検索に費やす1日のコストは、単純な試算で
・1日の問い合わせ件数:400件/日
・うち工場検索する割合:40%
・工場検索に費やす時間:10分/回
・労務単価:¥3,000/時間
400×0.4×(10÷60)×3,000=80,000
→¥80,000/日

365日のサポート体制とすると、年間コストは2,920万円にもなります。積み重ねていくとなかなかのコストです。工場検索に費やす時間をたった10秒縮めるだけで、年間約50万円のコスト圧縮になります。塵も積もれば山となる、とは言いますが、小さな効率化の積み重ねが大きな効果を生み出すのです。

上記で例とした「提携工場の問い合わせ対応オペレーション」の他にも、
・ 水道修理サポート地図検索システム:水道やガスなど生活インフラ系の修理サポート
・ フランチャイズ加盟店検索システム:フランチャイズ本部への問い合わせから最寄り加盟先への案内連携
・ 登録顧客サポートシステム:登録顧客を地図と連携表示して、問い合わせ時のサポート強化
・ 商品取り扱い店舗検索システム:指定の商品を取り扱う店舗の案内
といった活用が考えられます。

おわりに

地図検索は、私たちの生活に欠かせないものとなっています。それは、ビジネスシーンにおいても同様です。
しかし、一般的な地図検索サービスでは、業務の効率性や顧客へのサービス品質という点で課題が残るケースも少なくないのは、冒頭でも触れたとおりです。

本コラムでご紹介したMapple 店舗・施設検索システムは、一般的な地図検索サービスが抱えるこれらの課題を解決し、ビジネスの成功を力強くサポートします。 貴社の業務で地図を検索するプロセスがありましたら、 Mapple 店舗・施設検索システムの導入をご検討いただき、業務改善の一歩を踏み出してみてはいかがでしょう。


関連製品

COLUMN一覧へ