ソリューション

通学路や危険個所を地図上に可視化・共有し、地域社会全体で子どもの安心安全を守る「通学路安全支援システム」   

通学路に潜む危険箇所を地図上で可視化し通学路の見直しや管理ができる

「通学路安全支援システム」は、学校現場のみならずPTAや保護者、自治体を含む地域全体で通学路の管理、安全確保を支援するパソコン用ソフトウェアです。児童の自宅位置、通学路、そして通学路周辺の危険箇所を地図システムに登録することで、通学路の問題点を明らかにし共有することができます。登録した情報はA4サイズから大判サイズまで地図印刷することが可能なため、児童へ交通安全の周知活動や、通学路の点検業務にも役立ちます。
点検や報告すべき項目は頻出項目としてあらかじめ登録されており、また地域独自の点検項目についてはカスタム項目として追加登録することができます。
学校単位で登録データのインポート・エクスポートが可能なため、本システムを通じて関係組織間での情報共有がスムーズに行えます。



POINT①

地図上で危険箇所を視覚的に確認 安全対策の実現へ

児童の自宅位置や通学路、定期点検によって確認された危険箇所をシステム上に登録することで一人通学などリスクの高い通学路を通る児童が瞬時に判断できます。その結果、こども110番の家や横断歩道、ガードレールの設置といった、事件・事故を未然に防ぐための対策が取りやすくなります。
システムに登録されている基本的な点検項目などとは別に、例えば「雪置き場」や「クマ出没」といった地域独自の点検項目の追加を行うこともできます。
また、面・線・アイコン・文字を地図上に自由に登録・編集する機能もあり、「学区の境界線」や「ハザード情報」といった任意の関連情報を登録することもできます。
それぞれの登録情報は、まとめて、あるいは個別に表示・非表示を簡単に切り替えることができるので、情報をより分かりやすく整理して確認することができます。

【上】児童の自宅位置と通学路の登録イメージ 【中】通学路と危険個所の登録イメージ 【下】任意の図形登録イメージ
※登録情報は全てダミーのデータとなります。

POINT②

登録データの情報共有

本システムは複数施設の登録に対応しており、登録した情報は本システムを通して共有が可能です。
例えば、各学校が情報登録後に登録データをエクスポートして、自治体や教育委員会がそれらのデータをインポートすることで登録情報を確認することができます。
自治体や教育委員会は管理している学校のデータを集約し、横断的に確認、整理、公開することができます。

POINT③

事故発生地点データと連携

三井住友海上火災保険株式会社が保有する「事故データ」と連携。実際に事故が発生した地点を危険箇所として地図上に可視化し、より安全な通学路の策定や、児童や保護者への交通安全啓発に活用いただけます。

【上】事故地点を表示させたイメージ【下】事故エリアを表示させたイメージ

POINT④

交通安全への啓発活動として

地図画面は印刷して交通安全のための教材として使用したり、家庭に配布して家族で通学路について話し合うきっかけにも役立ちます。またシステム上に登録した情報はCSVファイルとExcelファイルに出力して編集・加工ができるため通学路点検時の報告書作成業務の効率化にも役立ちます。

【上】任意の通学路情報を表示させたイメージ:通学路周辺の状況を写真とともに管理することができます。
【下】エクセル出力イメージ:地域情報のエクセル出力は、登録した画像や位置を特定できる地図も出力されます。

POINT⑤

通信不要で情報漏洩リスクが低い

児童の自宅位置など個人情報を取り扱うため、インストールしたパソコンでのみ動作するインターネット通信不要なシステムです。通信環境を必要としないため、個人情報漏洩リスクが低い安全な環境で利用することができます。

ご利用イメージ

各種情報登録・更新


児童情報、通学路、通学路周辺の危険箇所などを登録し、初期登録以降は児童の住所変更、
卒入生など変更情報を更新します。



効率良い安全点検


「通行量多い」「スピード注意」などの頻出項目があらかじめ登録されているため、
効率よい安全対策が可能です。



地図印刷による啓発活動


A4サイズから大判サイズまで印刷できます。大判プロッターがなくても周囲8面同時印刷での
地図張り合わせで大判地図が作成できます。

活用例

学校教員・PTAまたは校外委員の場合

・児童の自宅位置と通学路の位置関係を把握
・通学路周辺の危険箇所を登録し位置を把握
・通学路の改善要望箇所を管轄警察署や教育委員会へ提出
・フィールドワークなど交通安全向けの教材
・通学路周辺の危険箇所実地確認
・通学路安全管理に関する報告書作成



教育委員会の場合

・通学路改善要望個所の登録、管理
・各学校の通学路ルートの把握

動作環境

※通学路安全支援システムの動作には、株式会社マップルの電子地図ソフト「スーパーマップル・デジタル」が必要です。
スーパーマップル・デジタルについてはこちら

対応OS 対応OS    対応OS 日本語 Microsoft Windows 11 / 10
CPU 各OSが推奨するCPU
メモリ 各OSが推奨するメモリ容量
HDD空き HDD空き 15GB以上 (東日本版 / 西日本版の場合)
DVD-ROMドライブ (片面二層式)必須
ディスプレイ 1024 × 768 ピクセル True Color(24ビット) 以上

提供形式

CD-ROM

販売価格

92,500円(税抜)

(内訳)
通学路安全支援システム 50,000円
スーパーマップル・デジタル 12,500円 (東日本版 / 西日本版)
交通事故データ 30,000円

お見積りに関しては、以下よりお申し込みください。

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