お知らせ

地図に無い道もナビゲーション!マップル業務用カーナビSDKオプション『地図データメンテナンス機能』2月10日提供開始

~物流のラストワンマイルに安心と正確さを提供します~

株式会社昭文社ホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)の子会社である株式会社マップル(本社同上、代表取締役社長 大日方祐樹 以下「マップル」)は、“カーナビの地図にない道も同じように案内したい”というご要望にお応えし、2023年2月10日より『業務用カーナビSDK』(※)のオプションとなる『地図データメンテナンス機能』の提供を開始いたします。これにより、これまでのカーナビでは案内出来なかった敷地内の道路や私道などもルート案内することができるようになり、ラストワンマイルの到達を強力にサポートいたします。
※「業務用カーナビ」は業務アプリ開発者様が利用するカーナビSDK(ソフトウェア開発キット)パッケージです。

https://mapple.com/products/system-biznavi/

【開発背景】
カーナビ機能で利用する地図の鮮度は飛躍的に向上している一方、広大な施設の構内道や進入のための私道などのラストワンマイルを適切に案内するための道路ネットワークデータ整備は未だ十分とは言えず、公道ではないという道路の特性もあり整備が難しい状況は今後も継続します。
こうした中で発生する「進入路とは繋がらない別の道路上を案内された」、「新規造成された住宅地に行こうとしたら近くの幹線道路上で案内が終わった」といった状況は、経験や土地勘のあるドライバーやオペレータであれば回避できるケースもありますが、経験の浅いドライバーの場合は回避が困難です。昨今の物流業界における激しい人材流動や消防行政における広域化などによる新任ドライバー増加もあり、同様の問題は継続して発生し得ると考えられます。こうしたラストワンマイル問題の対応策の一つとして、通常の道路ネットワークデータでは格納されない構内道路や私道や更新が間に合っていない新興住宅地の道路などをユーザー様の手で更新できるよう、機能開発・実装を進めてまいりました。

【地図データメンテナンス機能の特徴】
従来のカーナビ用地図データでは編集できなかった道路ネットワークデータに、お客様ご自身で道路データを新規追加・編集することができるオプション機能です。
道路ネットワークデータに格納されていない進入路や、空港、製鉄所、化学プラント、鉱山、テーマパークなど、敷地内を車で移動する機会の多い広大な敷地を有する施設で、敷地内の設備点検などの定期巡回や、トラブル発生個所への迅速な移動にご活用頂けます。もちろん、敷地外では通常のカーナビゲーションとして利用可能。既存の道路と接続すれば、敷地の内外で連続したルート探索、ルート案内が可能です。

編集事例① 空港内に点検車両用の道路データを作成し、設備点検時のルート探索、案内を行う。

業務車両用の道路データ作成

業務車両用の道路データ作成

空港の業務車両用の道路データを作成すれば、今までできなかった空港内のルート探索ができます。追加した道路ネットワークデータに対し、「交差点名」「一方通行」「通行止め」といった情報を一部付与することが可能です。ネットワーク追加作業の受託対応も可能です。是非ご相談ください


探索結果例:構内の道路ネットワークを使った探索

直近の最近傍地点を目的地とするため、入り口とは関係ない地点へ誘導してしまう。
 

構内道路を追加することで、入場口から目的地まで適切なルートを引くことが可能。

 


案内事例:敷地内道路の誘導

追加した道路ネットワークを通常の道路と同様に案内経路。
 

通常のナビのように音声や拡大図による案内も実行。

編集事例② 未整備の団地内居住者用道路を追加し、直近まで適切に案内できるようにする。

道路データの整備が十分でない団地内の道路を追加することで、建物の直近までルート探索、ルート案内が可能となります。

業務システムにカーナビゲーション機能を付加できるソフトウエア開発キット「業務用カーナビ(SDK)」の詳細はこちらからご覧ください。https://mapple.com/products/system-biznavi/

 

【会社概要】
社名  :株式会社マップル
所在地 :東京都千代田区麹町3丁目1番地
代表者 :代表取締役社長 大日方 祐樹
URL  :https://mapple.com/
事業内容:地図・ガイド情報等を基にしたデジタルデータベースの企画・制作・販売・使用許諾およびそれらを活用したサービスの提供

 

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